はじめに

家に来たその日から
ペットは家族の一員になります。
一緒に暮らしている間
語り尽くせないほどのエピソードを
つくり出してくれます。
大好きな縫いぐるみ
お気に入りの毛布
こちらに向かって走ってくる足音
嬉しいときのしっぽ
しかられたときの見上げる目
窓から外を見ている後ろ姿
喜びや悲しみを共に分かちあった日々。

この愛する家族はとても残念なことに、
私たちを置き去りにして
いってしまうことがあります。
それを悟った彼らは、片隅に隠れようとします。
こんな時には、できるだけ静かにして、
優しく見守ってあげるしかない...。
できることは何らかの形で供養させてもらうこと。
それが私たちの心も癒し、
家族の一員の死を厳粛に受け止めることにも
なるのではないでしょうか。

喧騒から離れて
心静かに
緑の中にたたずむ
楽しかったことも
悲しみも
さまざまな思い出のすべてを
「ありがとう」の言葉にこめて...。

楽しい日々を一緒に暮らし、
悲しみを分かちあい、
寂しさを和らげてくれた動物たちとの
永遠なる別れの時。
「哲学堂動物霊園」は
皆様の惜別のお心に添うよう
お手伝いしたいと考えております。